満足できる住まいを手に入れるためのRC住宅徹底ガイド@東京

デザイン性

RC造の魅力のひとつである自由度の高いデザインという点について考察していきたいと思います。

外観から間取りまで、デザインは自由自在

RC造のデザインと聞くと、コンクリートの地を活かした打ちっぱなしスタイリッシュな佇まいを想像される方も多いことでしょう。しかし、それはRC造の魅力のほんの一部にすぎません。外観、内装、そして間取りにいたるまで自由度が高く、施主の意向を反映させやすく、建築士も腕を振るいやすいという特色があります。

その理由として挙げられるのは、RC造の製造過程にあります。RC造は木造や鉄骨造と違い、成形を自在に行えるコンクリートが主原料です。特に現場打設という、建築現場に予め組んでおいた型枠にコンクリートを流し込む施行方法であれば、型枠の組み方次第で施主の意向に応じた好みに応じた自由なデザインが可能です。

例えば2階部分が1階部分よりも張り出したオーバーハングや、木造建築では困難な曲線を取り入れた外観デザインなど、まさに意のままの意匠を行うことができます。

また、鉄筋コンクリートの強さ堅牢さとモノコック構造により、間取りのレイアウトを自在にできる点も見逃せません。例えば、木造軸組工法の場合、強度確保の観点からどうしても一定数の柱が必要になりますが、RC造は建物全体を面で支えるモノコック構造なので、20畳以上で柱のないリビングなども思いのまま。

またコンクリート自体の強さと堅牢さにより、ビルドインガレージや大型の採光窓など大開口部の設置にも制約が少なくなります。

これらの特色により、RC造で一戸建て住宅建設を望まれる方は、デザイン面のこだわりを実現するためにRC造を選択するという方も多くいらっしゃいます。

「緑」とRC造とのコラボレーション

RC造はコンクリートという素材がもつ無機質さが感じられてしまうとお思いの方も少なくないことでしょう。しかし、近年では、RCと緑を融合させることで、独自のやすらぎ感やぬくもり感を加味するスタイルも現れてきています。

例えば、打ちっぱなしコンクリートに蔦などの生きた植物を組み合わせる方法。生きた植物を絡めることで見た目はもちろんのこと、光合成による空気の浄化や気温上昇の緩和といった効果も望めます。

またRC造には屋上スペースの活用がしやすいというメリットもありますが、そのスペースの有効利用として屋上に土を敷き、家庭菜園や花壇などとして利用する屋上緑化も注目されています。