満足できる住まいを手に入れるためのRC住宅徹底ガイド@東京

快適性

鉄筋コンクリート造の特徴である、高い断熱・気密・遮音性によってもたらされる快適性について取りまとめていきたいと思います。

RCの断熱・気密の高さがもたらす快適生活

真夏あるいは真冬にコンクリートを直接触ったことのある方は、その感触から、コンクリートは夏暑く冬寒いと誤解してしまうかもしれません。実際には真逆です。

木造や鉄骨造などでは、骨組みに合わせてサンディングなどの壁材を使用しますが、どうしても骨組みと壁材の間には隙間ができてしまいます。一方、鉄筋コンクリートを流し込んで成形されるRCの躯体は隙間がなく、非常に気密性が高くなるとい特色があります。

この気密性を活かしながら、断熱材を適宜に用いることで外気の影響をほとんど室内に及ぼさず、床と天井の温度差もほとんどなくなるメリットがもたらされ、ひいては冷暖房の効率に直結するため非常に高い省エネ効果が期待できます。

そして「RC造は結露が起りやすい」というお話を聞いたことがあるという方もいらっしゃるかもしれません。これまでのRC造では、コンクリート地と断熱材の間に隙間ができ、そこから結露が発生してしまうというケースも確かにありました。

しかし技術の進歩により、近年ではコンクリートに直接断熱材を貼り付けることができる工法が考案されており、実際にその工法を採用する業者も増えてきています。結露に関してどのような対策を取っているか、施工業者に確認するとよいでしょう。

高い遮音性により、騒音を大きくカット

もうひとつ、RC造が快適生活に大きく寄与するポイントは遮音性の高さです。コンクリートはモルタルやサンディングといった壁材を使用する木造住宅に比べ、一体成型されたコンクリートが外部の音エネルギーを遮断するため、遮音性能が非常に高くなります。

具体的な数値で言いますと、例えば厚さ180mmのコンクリートの場合、透過損失-50db以上という性能を発揮します。これは交通量の多い道路に相当する80dbの騒音が、深夜の住宅街に相当する30dbまで低下させることができるのです。

また遮断するのは屋外の騒音だけではありません。RC造では床もコンクリートとなるため、上下階の音も遮音します。例えば小さなお子さんが上階で走り回ったとしても、その足音はほとんど響かないと考えてよいでしょう。

プロの音楽家の方やオーディオを趣味とする方にも、周囲に気兼ねなく自宅で演奏や音楽を楽しめるとして大きく支持されています。間取りの自由さと相まって、音楽専門ルームやオーディオルームを望む方にはうってつけと言えるでしょう。